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ランドマイントレーニングのメリット

ランドマイントレーニングのメリット

ランドマイントレーニングとは??

ランドマイントレーニングは様々な方法でウエイトを扱い幅広い刺激を身体に与える事ができ、
アスリートから怪我の影響で可動域に制限のある人まで沢山の人が取り組みやすいトレーニングです!!

押す・引く・持ち上げる・回すなどの動きを、垂直・水平方向の軌道を取り入れた軌道で動作ができます。
簡単に言えば斜め上に向かって力を加えるので、無理に脊柱に負荷がかかったり肩への負担も軽減してくれるという訳です。



ランドマイントレーニングのメリット

メリットはその他のトレーニングと同じで沢山ありますが、
ここでは主に4つのメリットを紹介したいと思います。

・トレーニング初心者がスクワットやプレスなどの動作パターンを習得しやすい
・脊柱や肩に過度な負荷がかかりにくいので肩,腰を痛めにくい
・特別柔軟性が必要な種目がないので全身満遍なくトレーニングできる
・体幹の強化や体の左右差の改善など怪我のリスクを最小限に抑えながら取り組める

後は、少し変わったトレーニングなのでインスタ映え間違いなしですw

必要な器具

ランドマイントレーニングを行うにはバーベルは必須で、
負荷を高める場合はプレートも必要になってきます。
そしてパワーラックやプレートの穴に取り付ける専用の器具が必要になります。
最近では24時間ジムの設備でパワーラックにランドマイン専用のアタッチメントがついている所もちょいちょい出てきました(><)
しかし、「そんな専用器具ないよ〜」という場合でもランドマイントレーニングはできちゃいます。
その方法とは、、
部屋の隅の四つ角にやや分厚めのタオルを置き、
その上からバーベルを差し込めばランドマインの完成です。

まさに天才的なアイデアでしょ♪

ランドマインおすすめ種目

一般的なバーベル種目で鍛えるには難しい部位もランドマインなら比較的簡単に鍛える事ができます。
ランドマイントレーニングは工夫次第で数多くのエクササイズができる優れものです!!
今回は代表的な種目から少しマイナーな種目まで紹介していきます。

気になる種目があれば、次回のトレーニングで是非取り入れて見てください♪

ランドマイン フロントスクワット

脚幅:肩幅くらいに開く
つま先の向き:約30度
バーベルの保持位置:胸の前で両手で支える
しゃがむ深さ:両肘が太腿に当たるまで
部位:大腿四頭筋、臀筋、ハムストリングス、三角筋、肩甲骨筋群、腹筋

スクワットのフォームが定まっていない初心者や高齢者、足首が硬い人向き。

ランドマイン ハックスクワット

脚幅:肩幅くらいに開く
つま先の向き:約30度
バーベルの保持位置:バーを肩で支えプレートにもたれかかる
しゃがむ深さ:お尻が床と平行〜やや膝下
部位:大腿四頭筋、臀筋、ハムストリングス、腹筋

脚の位置によって負荷が強くかかる部位が変わる。
狭い:大腿四頭筋 広い:ハムストリング、臀筋

脚の位置を広くする際は、足裏が滑らない様に注意したい。

ランドマイン ザーチャー カーツィー スクワット

脚幅:変則的
つま先の向き:真っ直ぐ(軸足側)
バーベルの保持位置:両腕を曲げお姫様抱っこの様に腕でバーベルを支える
しゃがむ深さ:膝が地面に当たるまで
部位:大腿四頭筋、臀筋、ハムストリングス、腹筋

脚をややクロスにさせる為、軸足が股関節外旋ポジションとなり大臀筋などのお尻の筋肉がより動員される。

ランドマイン プレス

脚幅:腰〜肩幅
つま先の向き:真っ直ぐ
バーベルの保持位置:両手でバーの端を掴み、胸辺りで保持
部位:三角筋、大胸筋上部、上腕三頭筋、肩甲骨筋群、腹筋

動作の最後は少し前屈みになり、やや体重をかけバーベルを押し込む。
怪我による肩周りに可動域制限がある人、肩周りが硬くオーバーヘッドポジションがとりにくい人でも簡単に行える。

バリエーションとして片手で行う事により左右差の改善にも繋がる。

ランドマイン ハーフ ニーリング プレス

脚幅:前後に開く。膝の角度は90度
つま先の向き:真っ直ぐ
バーベルの保持位置:両手でバーの端を掴み、胸辺りで保持
部位:三角筋、大胸筋上部、上腕三頭筋、肩甲骨筋群、腹筋

プレス動作をランジ姿勢という不安定なポジションで行う事で、腹斜筋などのコアがより動員される。
バリエーションとして片手で行う事により体幹強化や肩の安定性をより向上させる事ができる。

シングルアーム ランドマイン スラスター

脚幅:肩幅
つま先の向き:約30度
バーベルの保持位置:両手でバーの端を掴み、胸辺りで保持
しゃがむ深さ:両肘が太腿に当たるまで
部位:大腿四頭筋、臀筋、ハムストリングス、三角筋、大胸筋上部、上腕三頭筋、肩甲骨筋群、腹筋

ランドマイン フロントスクワット×ランドマイン プレスの複合動作。
下半身の力を上半身に伝える動きなので、ラグビーやアメフトなどのコンタクトスポーツにお勧めの種目。
下半身を使う事から、心肺にも負荷がかかるので心肺持久力向上にも役立つ。

ランドマイン ロウ

脚幅:腰幅
つま先の向き:真っ直ぐ
バーベルの保持位置:バーを跨ぎ、両手またはVバーで保持
部位:広背筋、僧帽筋、三角筋(後部)、上腕二頭筋、腹筋

いわゆるTバーロウと同じ動作。
腰への負担を軽減し、斜め下から引くという動作が肩甲骨を寄せる動きにより集中しやすい。
高重量にも対応できる背中トレーニングにはおすすめの種目。

シングルアーム ランドマイン ロウ

脚幅:腰幅
つま先の向き:真っ直ぐ
バーベルの保持位置:バーの横に立ち、片手で握る
部位:広背筋、僧帽筋、三角筋(後部)、上腕二頭筋、腹筋

腰への負担を避けながら、片手ずつなので背中に効かせる事が苦手な人でも取り組みやすい。
プレートが身体よりも後ろにある事から重さを背面で意識しやすい。

ランドマイン ツイスト

脚幅:腰〜肩幅
つま先の向き:正面
バーベルの保持位置:バーを両手で支え、おでこ辺りで保持
部位:三角筋、肩甲骨筋群、腹筋

体の軸を強化するには、うってつけの種目。
座って行うロシアンツイストとは違い、立って行うので可動域も大きく
より強烈に腹斜筋に刺激を与える事ができる。
胸椎の回旋が動きのメインになるので腰で捻らない様に注意。

ランドマイントレーニングまとめ

今回は少し変わったトレーニングであるランドマインについて紹介しました。
初心者からアスリートまで幅広い層が取り組めるので、
日頃のトレーニングのマンネリ化解消として是非チャレンジして見てください。

筆者が活動している天満橋のパーソナルジムでは、トレーニング初心者からアスリートまで幅広く対応可能です。
マンネリ化させず様々な動きに対応できる体づくりをコンセプトにおいて行っています。

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